塗床の読み方と特徴について/ペンキ塗装と塗床の違い

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今回は『塗床』の読み方や特徴について触れていきたいと思います。

塗床は【ぬりゆか】と読み、『塗り床』と記載する場合もありますがどちらも同じ意味です。

 

塗床とは?

コンクリートなどの下地をローラーやコテで塗装を行い仕上げた床のことを指します。

ローラーで塗装を行う際は0.1mm~0.3mm程度。

コテで塗装を行う際は0.5mm以上の厚みで塗装を行い、段差などの補修を行う場合は100mm以上の厚みで塗装を行うこともあります。

ローラーでの塗装

金コテでの塗装

ローラー塗装と金コテ塗装の違い

ローラーを使用し塗装を行う場合も同じ塗床塗装ではあるのですが、塗床の塗装は主にコテを使用し塗り広げて仕上げていくと言う特徴があります。

金コテを使用して塗装を行う場合は塗料の種類にもよりますが、仕上げの際に1mm以上の厚みを付け塗装を行います。

 

・ローラー塗装の場合

遮熱などの機能性を持たせることも可能なのですが、塗料自体の厚みがほとんどないため付与可能な機能性の幅をあまり持たせることはできません。

壁や天井、床に塗装する際に主に着色や美観性の維持を目的として塗装を行います。

 

・金コテ塗装の場合 

着色はもちろん、使用する塗料の種類により『耐衝撃性』『耐摩耗性』『耐熱性』『耐荷重性』『防滑性』『耐油性』『耐薬品性』『追従性』など様々な機能性を持たせた塗装を行う事が可能です

また、金コテを使用する床面の塗装は壁面などのローラー塗装と使用する道具や塗料の種類も全く違う為、塗床専門の業者に依頼することをお勧めします。

塗床の種類

弊社が主に取り扱う樹脂の種類は

・エポキシ樹脂系塗料(製造工場などで使用)

・硬質ウレタン樹脂系塗料(製造工場などで使用)

・アクリルウレタン樹脂系塗料(ライン塗装などで使用)

・水性硬質ウレタン樹脂系塗料(食品工場などで使用)

・MMA樹脂系塗料(アスファルト・コンクリートの舗装で使用)

・ポリウレア樹脂系塗料(剥落対策・倒壊対策で使用)

など様々な塗料の種類があります。